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釈尊の長い説話集である『ディガ・ニカーヤ』の第3巻。 
前のものと同様、またその長さゆえに、これらはブッダによる説話ではない。この場合、教えを知らない聴衆の間でのビクフスの布教活動を支援するために考えられた長い説話である。  
この『再話の書』には11のスッタが収められているが、そのほとんどは項目の羅列で、中でも最後の2つ、『サンガの招集』と『十に優る』は、教義の要点を暗記するのに非常に役立つ羅列である。この2つのスッタの他に、DN 24: パティカプッタについて(パーティカプッタについて)は、愚か者を軽蔑する愉快な物語である。DN 28: 自信を刺激する(自信の喚起)」は、ブッダがいかにうまく教えを説明しているか、また他のものよりも優れているかを列挙したものである。DN 29: 印象的な講話」は、その流れを引き継いでいる。 
残りは、このニカーヤのパターンに倣って、偽造ですらない偽のスッタである。これらには二重のアスタリスク(**)がついている。他の修行僧やバラモンへの打撃から、東洋人の好みからしても過剰な神話マニアへの入り込みまで、普遍的な君主や、一人の人物に集まった32の印が、この「偉大な人物」を見世物のように見せている。そして、戒律のリストに似た善悪の列挙も欠かすことができず、一種の保護呪文で締めくくられている。 
最後の2つのスッタだけでも、この本を読む価値がある。 

 

DN3 - 列挙の書

SKU: JAPDN3
4,95 €Preço
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